メダカの飼い方

屋外で飼育する場合は、水槽と餌があれば飼育を始めることができます。飼育をする方法に合わせて飼育用品をご準備下さい。

屋外で飼育する場合は、水槽と餌があれば飼育を始めることができます。飼育をする方法に合わせて飼育用品をご準備下さい。

メダカを飼育するためには、１匹に対して１ℓの水が必要と言われています。
しかし、少ない水量で飼育すると水の汚れが早いため、水換えの頻度を高くしないとメダカを健康に保つのが困難になります。
どれだけ少ない匹数の飼育であっても最低でも10ℓの水が入るような容器を用意してください。
水が溜められる容器であれば、どんな物であっても大丈夫です。
ガラスの水槽やバケツ、その他プラスチックの容器など様々な容器が使用されています。

市販のメダカ用の餌を与えてください。
与える量は1～2分で食べきれるくらいの量を与えます。
はじめは、どれくらい食べるか分からないと思いますので、ごく少量ずつ与えていき、メダカ達がどれくらいの量を食べられるかよく観察してください。
食べ残してしまった餌は水を汚す原因になりますので、掬ったり水換えをしたりして綺麗にしてあげてください。

水道水には消毒のためにカルキと言われる魚たちにとって害のあるものが含まれています。
カルキを除去せず、メダカの飼育に使用してしまうとメダカは死んでしまいます。
カルキを取り除く方法は２つあり、1つは水を汲み置きしてお日様に当てておくこと、もう1つはカルキ抜き剤を使用することです。
カルキ抜き剤を使用すれば、水道水のカルキは一瞬で抜けます。
一方、汲み置きでカルキを抜く場合は夏場は半日～１日、冬場は2日以上かかることがあります。
そのため、すぐに水を使用したい場合はカルキ抜き剤を持っていると便利です。

屋外の飼育であればフィルターやエアレーションは必須ではありません。
あるとなお良いですが、当店でも屋外飼育のメダカ達には特に何も入れていません。
逆に室内でメダカを飼育する場合は、いずれかを入れてあげてください。
室内飼育は屋外飼育と違い、風がなく水が動くことがありません。
そうすると水の傷みが早くなったり、油が浮いたようになる油膜が張ったりします。
水を綺麗に保つためにフィルターやエアレーションを入れてください。
ただし、メダカは強い水流に弱いため、水槽内に強い水流ができないように注意してください。